教室案内|モンテッソーリ親子教室ここいろ

私は、第一子を出産してから子どもと過ごす時間をとてもつらく感じていました。 それは、今思えば子どものことを知らなかったから。そして、先入観を持って子どもを見ていたから。誰かに何か言われたことを真に受けて、それが何なのかを調べることに時間を費やしていました。情報があふれているこの時代に、自分に必要で確かな情報にたどり着くことは難しく、ただただ不安が増すだけの日々でした。 ある時、保育園の先生から聞く子どもの様子は、私の見方と少し異なることに気がつきました。このことをきっかけに保育士の資格を取得し、その後モンテッソーリ教育を学びました。 モンテッソーリ教育を学ぶことで、先入観がなくなり、子どもの見方や捉え方を知り、自分の心が楽になったことで得られたものはとても大きかったと思います。 人生の出発点となる、0歳から6歳までが一番重要な時期で、モンテッソーリはこの幼年期を「その後の長い人生を生き抜くうえで必要な8割の力が備わる人生の最重要期」と表現しました。
この大切な時期に、個々の持つ色を伸ばし、周りの人たちがそのことを認めていくことは自然なことであり、それが子どもの本来持っている力を育て、同時に“生きるチカラ”を強くするのだと思います。子どもが自発的に活動できる環境を用意し、子どもをよく観察し、周りが適切な援助をすることで、子どもは自立に向かって成長していきます。 子ども達が本来持っている自分の力を発揮して、人生の根っこをしっかり張れるような援助をしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。