敏感期
モンテッソーリ教育では、「敏感期」という言葉がよく出てきます。
敏感期は、ある特定の事柄に対して強い感受性が現れる時期のことをいいます。
しかも、その特定の事柄をこの時期の子どもは、いとも簡単に吸収することができます。ですから、特定の機能を身につける大切な時期なのです。でも、敏感期はずっと続くわけではなく、いつか終わってしまいます。
今、ここで、じっくりと子どもを観察することで、ただのわがままだと思っていた子どもの行動が「今は敏感期なんだ」と気がつくことができます。すると、
①子どもがすることの理由がよくわかるようになるので、おうちの人の関わりにもゆとりができて、イライラすることが減ったりします。
②適切にサポートすることができるので、子どもはどんどん能力を身につけていきます。
③心身ともに子どもは自立に向かっていきます。
大切にしたい敏感期。敏感期を知ることで子どもの見方が変わります。