自分で選ぶ
指絵の具をしました。
まず、好きなステンシルを選び、台紙に固定します。
そして指絵の具の色を選び、パレットに出します。
そして指先をしっかり使って塗っていきます。
パレットの上で色が混ざることもあれば、紙の上で新しい色ができることも。
先日のおしごとの中に、色水がありました。
そのことを覚えていたみたいで、赤と青の絵の具を出した後「むらさき」と
小さくつぶやく声が聞こえました。
それから、ネックレスを作る(ひも通し)の活動の様子も紹介します。
ストローと花形の紙を交互に紐に通していきますが、最初に自分で紐を2色から選びます。
先ほどのステンシルシートや絵の具もそうですが、
モンテッソーリの活動において「自分で選ぶ」というのはとても大切なポイントです。
紐の長さを決めたら自分でカットして、それから通しています。
ストローとお花の交互が基本ですが、ストロー、ストローだったり、お花が重なって
2.3枚一緒に通してしまうこともありました。
静かに見守っていると自分で気がつき、いくつか抜いて修正したようです。
また、最初に紐を長めにカットしていたのですが、それも自分で短く切り直していました。
モンテッソーリの感覚教具には「誤りの訂正」といって自分で誤りに気が付く要素が含まれています。
今回は感覚教具ではないですが、その要素が含まれいて、大人が何も言わなくても自分で気がつく
ことができます。
集中力や注意力も養われ、自分で気づくことで、自信にもなります。
自分でできたという気持ちや達成感は、他の活動への興味や意欲へと繋がっていきます。