12月の活動の一部です
クリスマス前にサンタさんになっておしごとに来てくれました!かわいい!!
今回、はじめてピンセットを使ったので、分類するところまではいきませんでしたが、小さいものや丸いものをつまんでお皿に移動させることができました。
こちらはなんと1歳児さんです。
年月齢だけを考慮すると、ピンセットは早いかなという印象かもしれません。先が尖っていますので、お家で持たせるのは躊躇しますね。
私は、レッスンのとき、子どもたちの様子を観察しながら、年齢や学年にとらわれない活動を紹介するようにしています。
手先、指先がしっかり育っているかどうか、話を聞く力や、お約束が守れるかなど、さまざまなことを考慮しています。見極めが難しいこともありますので、お家での様子を保護者の方から教えてもらったりもしています。
円柱差しです。こちらもなんと1歳児さん。
落ち着いて、一つ一つ手に取り、大きさを感じながらはめ込んでいます。もし違う大きさのところに円柱を入れてしまうと、最後に入らないものが残りますよね。
モンテッソーリ教具は、誤りは教具が教えてくれるので、私があれこれ言うことはありません。間違いにも自分で気がついて欲しいので、そっと見守ります。でも道具や教具の扱いについてはしっかりとお伝えします。雑に扱ったり元の場所に戻せない場合、他の人に迷惑がかかるからです。
教室の中には、すぐできそうなもの、少しがんばったらできそうなもの、少し危ないもの、難しいものなどいろいろな教具を置いていて、ルールがあります。
なんでも自由に触って使っていいわけではなく、ルールがあることも、子どもたちに伝えています。
0歳児さん。
「いれる」おしごと。
少し穴が小さくて難しいかな、とも思いましたが、きっとできる!と思って紹介しました。お母さんの絶妙なサポートもあり、あっという間にできるように。
こちらも0歳児さんです。
何度も同じ活動を繰り返したり、座って取り組んだりできます。
座って活動できる子もいれば、そうでない子もいます。
興味があること、好きなことが見つかると、そこをきっかけにして、だんだんとできるようになります。スピードには個人差もありますので、焦らずに。
以前のその子と比べてどうかな、前回、1か月前、半年前などと考えることはあっても誰かと比べることはありません。お家の方にもそこは知っておいていただきたいなと思っています。
バナナを切る活動。
こちらは、手順がたくさんあって少し複雑です。
まずは、私が最初から最後までやってみせます(提示)。
そのあと、〇〇ちゃんの番ね、と言って子どもにやってもらいます。
早くやりたくて仕方ない気持ちを自分でコントロールする力がつき、提示をしっかりと見る力、集中力が養われます。
実際にバナナをむき、切り、トングで取り分けるという動作(巧緻性)も必要です。
好きな大きさに切って、お皿に取り分けておやつとしていただきました。
まだまだ12月分もたくさんご紹介したい活動があるので、今後はできるだけブログやインスタで紹介したいと思っています。
今年一年多くの方にお会いできたこと、感謝しています。
私自身子どもたちから学ぶことがとても多く、充実した年になりました。
来年は、今年よりもさらにモンテッソーリ教育を知ってもらえるように教室の様子をはじめ、モンテッソーリ教育についての発信をしていきたいと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。