茶色の階段
棚からじゅうたんの上に一つずつ大きい順に運んで来たあと、
「おおきい、おおきい」と言いながら、順番に並べているところです。
並べたあとは、茶色の階段の周りに立って、上からや横からの階段を眺めたり、
そして階段になっているのを手で触ってみたりして、段々になっていることを感じていました。
『茶色の階段』は茶色に塗られた10個の木製の角柱です。
長さは全て20㎝、太さの1辺が1㎝から10㎝まで1㎝ずつ変化します。
断面の正方形の縦と横の2つが変化する2次元の教具です。
目で見て、持って、2次元の大きさの変化をとらえたり、太い、細いといった量の経験をすることで
算数教育の十進法の理解につながるというねらいもあります。
感覚教具は2歳半くらいからとも言われていますが、興味や発達に合わせて活動の中に取り入れ
るようにしています。