つなぐ
S字フックを使った「つなぐ」活動です。
4色のフックの中から好きな色を選んでつなぎます。
新しくおしごとを紹介するときは、最初は大人(教師)がやってみせて(提示)、それから
子どもを誘います。
この日は一人ずつやってみた後、しばらくはそれぞれ別々の活動をしました。
後半、また二人がS字フックのところに戻ってきて、二人のうち一人はゆらゆらするのをおさえて、
もう一人がつなぐ活動をしていたことがありました。
お互い別々のおしごとをしているときは、相手がしていることに手を出したり、取ったりすることは
ありません。
落ち着いた環境の中で、自分がやりたいおしごとに取り組んでいます。
自分だけだと選ばない活動も、誰かがしているのを見て興味を持ち、その子が終わった
タイミングで棚まで取りに行ってやってみることもあります。
また、今回のように、協力して一緒に活動する姿が見られることもあります。
大人が指示しなくても、自分たちで考えて行動できていますよね。
まだ小さいからこうしてあげなきゃ、というのは大人の先入観。
環境が整っていると、子どもたちが自分で考えてできることがどんどん増えて自立に
つながります。