小さな黒板
小さな黒板を使って「書く」おしごと。
モンテッソーリ教育では、「書き方」が「読み方」に先行します。
ここいろでは、2歳児さん、3歳児さんが取り組んでいます。
こちらの小さな黒板の対象はおおよそ4歳頃からと考えていますが、
書くために準備されていないといけない、いくつかの力が身についていて、かつ『提示』を見ることが
できる場合はやってみたい気持ちを大切にしておしごとに取り入れています。
この、書くために準備されていなければならない力、というのは、「日常生活の練習」や「感覚教育」の
分野で身につけることができます。
簡単に言うと形を認識する力、そして、文字を書くための手の動きです。

こちらでは、チョークを使っています。

鉛筆よりも柔らかくてまだ筆圧が弱い子でもしっかりと文字が書けるのでおすすめです。

自分でひらがなカードをどんどん入れ替えてたくさんなぞったり、カードなしで自分で書いてみる
こともありました。

私が思うこちらの道具のおすすめポイントの一つは、「消せる」こと。
鉛筆は消しゴムで消すことはできますが、紙がグチャグチャになったり跡が残ってしまうこともあり、少し
ハードルが高いような気がしています。
黒板消しだと、簡単に消せます。
間違えても大丈夫!自分でなんとかできます。
失敗しても、やり直せばいいんだ、という安心感でおしごとに挑戦できるところがいいなと考えています。
「書く」ことに限らず、うまくいかないことが苦手、失敗したくない、できないことはやりたくない、
という子もいますが、教室では、どんなおしごとでもうまくいかなかったときどうしたらいいのか、
一緒に方法を探したり考えたりということを繰り返しています。だからだんだんと少し難しいことにも
すぐ諦めることなく取り組む姿勢が身についてきます。
例えばお水をこぼしてしまったときも、こどもサイズの雑巾を用意しているので、自分で取ってきて拭けば
いいのです。
何かが起きたとき、どうしたらいいのか、日々のおしごとから経験して学んでいるので、今後もっと難しい
ことでも、「やってみよう」というチャレンジする気持ち、「自分ならできる」という自信や自己肯定感、
「集中力」などを発揮して取り組むことができると思います。